デザインビジネスマガジン"designing"

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これでもまだまだ道半ば。約半数が外国籍、メルカリ・エンジニア組織の挑戦——連載「クリエイティブ組織の要諦」第2回

本記事は、Mimicry DesignとDONGURIが運営する、組織イノベーションの知を耕す学びのメディア『CULTIBASE』との共同企画です。本記事は双方の媒体に掲載されています。

昨今、クリエイティブ職の人材を社内で集約し、「デザイン組織」「エンジニア組織」といった、機能別組織を組成する流れが強まっています。ただ、クリエイティブ職は成果を定量的に計りづらく、他職種に比べマネジメントコスト

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グッドデザイン賞の歴史から紐解く、60年以上変わらないその本質

日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨活動『グッドデザイン賞』。1957年に前身の『グッドデザイン商品選定制度』がスタートして以来60年以上、時代と共に変わり続けるデザインを捉え、その時々の“グッド”を定義し続けてきた。

その歴史には、60年以上にわたって変化を重ねたデザインの本質、そしてデザインの未来を捉えるヒントがあるのではないか。グッドデザイン賞を運営する日本デザイン振興会の矢島進二氏に、日

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IDEOに聞く、とにかく時間を掛け“対話文化”を醸成する姿勢:連載「クリエイティブ組織の要諦」第1回

本記事は、Mimicry DesignとDONGURIが運営する、組織イノベーションの知を耕す学びのメディア『CULTIBASE』との共同企画です。本記事は双方の媒体に掲載されています。

昨今、クリエイティブ職の人材を社内で集約し、「デザイン組織」「エンジニア組織」といった、機能別組織を組成する流れが強まっています。ただ、クリエイティブ職は成果を定量的に計りづらく、他職種に比べマネジメントコスト

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創造性とプレイフルネス——Garden Eightコペンハーゲン支社の意図

2020年の中秋、週末に差しかかる金曜日の夕暮れどき。デンマークの首都コペンハーゲン中心部の暗いオレンジ色の空に、ローゼンボー城の緑色の尖塔が映える。

17世紀にデンマーク国王が建てたという小さな城から、徒歩でたった数分ほど。デザインエージェンシー『Bold』のオフィスでは、日本で言うところの“アフターファイブ”を待たず、仕事を切り上げた人の談笑の声や缶ビールを開ける音が聞こえてくる。

そんな

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僕らは、どうしても“質”を諦められなかった。——デザイン会社の経営論 STUDIO DETAILS海部洋

日本各地にクリエイティブに携わる企業/個人はいるが、その中心はいまだ東京だ。

「東京でないとできない」ことは少なくなったが、それでも競争環境や採用、クライアントの数や質など、様々な要因が重なり、クリエイティブ業界を牽引するのは今も東京の企業がほとんどだ。

その中、デジタル/フィジカル問わず国内外で数多くの賞を掻っ攫い、業界内外からも評価の高いクリエイティブカンパニーが名古屋にある。『STUDI

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なぜデザイン会社は自社事業をやるのか?——LOGICを立ち上げたPARKに聞く

デザインファームにおいて、クライアントワークだけでない“自社事業”を手がける経営者が増えている。

クライアントワークで得たナレッジを活かして事業を作る企業もいれば、R&D的に実験する企業、クライアントワークをキャッシュエンジンに、本命の事業を作る企業もいる。いずれにしても、デザインファームにとっては新たな挑戦だ。

その流れの中で、ブランディングに強みを持つ『PARK』が興味深い動きを見せた。2

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mountとしての純度を高め続けよ ——デザイン会社の経営論 mountイム・ジョンホ

デザイナーにとって、「経営」は縁遠いものかもしれない。

ただ、多くのデザインファームは、トップクリエイターが独立・組織化し、経営までを担う。すべての経営者が経営を志していたわけではないとはいえ、技術を突き詰めるクリエイティブと経営とは少々距離があるのではないか。

この距離感を縮める上で、designingはデザインファームを経営する先人からその経営者としてのあり方を学ぶ連載『デザイン会社の経営

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対話を通し輪郭を見出すブランディング──SLUSH TOKYOからBARKブランドが生まれた軌跡

デザインプロセスを開発する動きが増えている。

デザインファームでも事業会社でも、安定してデザインが価値発揮するには、そのプロセスを定常化し、再現性を持たせるのは当然の流れだろう。ただ、決まったプロセスはアウトプットの定常化にもつながりかねない。

企業経営の分野で近年注目を集める「両利きの経営」という概念では、「知の深化(特定の領域を深め再現性を高めること)」と「知の探索(新たなイノベーションの

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デザインツール『STUDIO』が“プロダクト作りのプロ”にこそ、高い評価を得る理由

「とにかくプロダクトにフォーカスする」

STUDIO Inc. CEO/Design Chief 石井穣氏は、創業以来この方針を貫き、デザインツール『STUDIO』を磨き上げてきた。

コードを書かずWebサイト制作を完結させるデザインツールとして2017年4月にβ版をリリースした『STUDIO』。他のコーディング不要のWebデザインツールとは一線を画す使い心地と設計思想を軸に、デザイナーを中心

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1年で総勢75名超。フルリモートデザインチーム「Goodpatch Anywhere」が実験を繰り返す仕組みと組織

リモートワークを導入する企業が増えている。エンジニアやデザイナーなど、クリエイティブ職を中心として広がってきた働き方だが、いまでは、大企業や“レガシー”と呼ばれる業界でも導入する事例が出てきている。

一方、メルカリやチームラボなど“あえて”リモートワークを原則禁止とする企業や、一旦導入に踏み切ったものの、白紙に戻す企業も現れた。「予想以上にコミュニケーションコストがかかる」「エンゲージメントが低

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