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【セッションの意図】私たち、そして地球によいものづくり:Featured Projects2023

2023年4月8〜9日に開催する、デザインの祭典『Featured Projects2023』。

本イベントでは、トーク、マーケット、展示をはじめ多様な「クリエイター」を取り巻くプログラムを用意しています。

その中でも着目いただきたいのが、全10のトークセッション。

いずれも、本活動が掲げる“よいものづくりは、明日を拓く”という言葉にもとづき、いま“よいものづくり”を考える上で対話、向き合っていきたいテーマを設定。第一線で活躍される素晴らしいトップクリエイター・デザイナーの方々にご登壇いただき、開催を予定しています。

それぞれのセッションがなぜ今向き合うべきテーマなのか、登壇者の意図は。本記事では、その設計の裏側を紹介していきます。今回取り上げるのは、『私たち、そして地球によいものづくり』です。

セッション紹介

概要
あらゆるものづくりにおいて、「つくる責任」は無視できないテーマになりました。よりよい社会、よりよい未来にむけて、ものづくりに携わる私たちに何ができるのか、何をするべきなのか。サステナビリティ・社会的責任の観点から、「よいものづくり」を考えます。

登壇者

セッションの意図

ものづくりには責任が伴う——そんな考え方自体は、決して目新しいものではないでしょう。ですが、その負うべき責任の範囲が、時代と共に着実に広く、大きく、そして重くなってきた。

  • ものが不足していた時代から飽和する時代へ変化したこと。

  • 情報が可視化されやすくなったことで、”搾取“されていたものが表出してきたこと。

  • ものづくりによって生じる「負」の影響を無視できないほどに、私たちを取り巻く環境や社会の状況が緊迫してきたこと。

背景を上げればキリがないですが、いまや「ものづくりの可能性」を論ずる上ではその「責任」に言及せずにいることはできないでしょう。

地球環境のことだけを考えたら「人類はいない方がいい」という極論に辿り着いてしまうように、責任だけを考えたら「ものづくりなんてしないほうがいい」かもしれない。

でも、そんな中にも”すべき”と言える「ものづくりのかたち」があるのではないか。本セッションでは責任を踏まえながらも、そんな「可能性」を見出すようなお話をできればと思っています。

特に、本セッションの登壇者は、カリモク、資生堂、ゴールドウィンといういずれもマスプロダクションの中で高いクリエイティビティを発揮している企業。スモールカンパニーであれば小さく実践することも可能ですが、マスプロダクションにおけるそれは難易度が飛躍的に上がります。

ですが、マスプロダクションを担う企業群が、責任を踏まえたものづくりを当たり前にするようになっていけば、明日は拓けていけるのではないか。そんな先駆者たちの経験値と知見を当日は紐解いていきます。

▼トークセッションチケットの申込はこちらから


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