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Capital Oneはどのように“ユーザーファースト”でデザインしているのか。

本記事はWill Fanguy氏がInVision Blogに執筆した記事『HOW CAPITAL ONE DESIGNS FOR CUSTOMERS FIRST』を公式に許可をいただき翻訳したものです。

Capital Oneは金融サービス業界の中で、『デザイン』おいて際立っている。イノベーションと優れたデザインを得意とする、彼らのプロダクトにもそれが見て取れる。同社がもっとも重きを置いているのは「顧客のニーズを満たし、期待を上回るプロダクトを作り出すこと」だ。

Capital Oneは“Capital One Labs”と呼ばれるリサーチに特化したラボを有している。このラボは同社におけるスタートアップアクセラレーターのようなものであり、お役所的な手続きなしに成長や変化を遂げられるようになる一助となった。リサーチ、テスト、そしてユーザーからのフィードバックに重点を置くことで、Capital OneはFinTech業界の限らず、あらゆる業界と比較しても高い水準のプロダクトを世に送り出してきた。

「Capital Oneは、デザイナー/デベロッパーの従業員比率を高めたことで、フィードバックを素早くプロトタイプに組み込むことが可能となった」

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調べて、調べて、調べ尽くす

リサーチとフィードバックに重点を置くならば、得た知見をプロダクトのデザインプロセスへ素早く効果的に組み込む環境を作ることは欠かせない。

そのためにCapital Oneは、チームにUXリサーチャーだけを置くのではなく、非デザイナーとリサーチャーとのコミュニケーションをサポートする「デザインストラテジスト」を設置。加えて、テストのためのユーザーを募集する「リサーチサポート」がリサーチャーをバックアップする体制を整えている。

最初のリサーチを終えたら、次にスケッチとラフ・プロトタイプを作り、最後にラボでの研究、検証。こうすることで、チームは目の前のユーザーから繰り返しアイデアを得ることが可能となる。制作に入る前にこのサイクルを回す回数は、リリース前にどれだけの時間的な猶予があるかによるが、ほとんど場合は3回以内に収まる。

ラボチームにおけるデザイナーとデベロッパー比率の高さこそ、この総合的なプロセスを最も効果的に実現する秘訣だ。こうした取り組みにより、フィードバックを素早く統合してプロトタイプに組み込むことができる。

Capital Oneのようにデザインする方法

「まずはトップが実践しよう」——Capital Oneには経営幹部とデザインチームのハブとしてデザインのヴァイス・プレジデント(デザインの部長)を据えている。これにより、チームはエグゼクティブ・レベルの決定にかかわることができる。

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早期に計画しよう」——プロジェクトが始まったら、Capital Oneのチームはすぐさま全力疾走でプランニングおこない、ストーリーの主要部分の定義を作る。この調査と知識収集のステップは、将来的によりオープンエンドなフィードバックを受け取るための下準備である。この準備がプロジェクトを成長と繁栄に導くための強固な土台となるのだ。

「最良のツールに頼ろう」——Capital Oneのデザイナーは、使用するツールの制約を受けることはない。自分がベストを尽くせるようなツールを選んで使う限り、どのデザイナーも同じ土俵に立てる。

source: HOW CAPITAL ONE DESIGNS FOR CUSTOMERS FIRST
text: Will Fanguy
img: InVision blog(from Inside Design: Capital One)
translation: Airi Muraoka(@M402_)

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デザインビジネスマガジン"designing"

designingはデザインとビジネスの距離を近づける"デザインビジネスマガジン"です。ビジネスパーソンがデザインに関心を持ち、デザイナーがビジネスを理解する機会提供をコンテンツを通して行い、社会のデザインリテラシー向上を目指します。

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