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『THE GUILD』が訪日外国人向けメディア『MATCHA』へ出資。経営へデザインの視点を提供

訪日外国人向けメディア「MATCHA」を運営する株式会社MATCHAは3月19日、「THE GUILD」を含む複数の投資家を引受先とする第三者割当増資を発表した。

今回の出資が印象的なのは「THE GUILD」が投資家として名が上がっている点だ。Tech Crunchが報じたところによると、同社は出資と合わせ、「経営チームのアドバイザリーとして『視点を提供する』というコミット」を行うという。

THE GUILD及び深津氏は非公開ながらこれまで何社かのスタートアップへ出資を行ってきているという。資金面のサポートと前述の視点の提供という双方で事業を後押ししているようだ。

前述の記事内で、深津氏はMATCHAへの出資理由を以下のように述べている。

「もの作りやデザインにおいて、『自分ごと』として作れるかが1番大事だと考えている。(中略)THE GUILDとしてプロダクトを磨くサポートはできるが、そもそも内部にいい土壌がなければ意味がない。(MATCHAは)プロダクトもそうだが、現時点のチームのあり方に魅力を感じた」

MATCHAは代表の青木優氏が2014年に立ち上げた訪日外国人向けウェブメディア。

自身の世界一週やブログ運営の経験を活かしスタートしたが、わずか3年で月間で420万PV、10言語対応を実現している。2020年に向けた追い風もあるが、ここ数年で星野リゾートやスノーピークなど業界を牽引するプレイヤーと資本業務提携している点も興味深い。

今回の調達がMATCHAを後押しする力になることを期待したい。

via. TechCrunch , MATCHA


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