デザインビジネスマガジン"designing"

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デザイン読書補講 3コマ目『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』

こんにちはこんばんは、吉竹です。

この『デザイン読書補講』は「デザインを学び始めた人(主に学生)の世界を少しでもひろげられるような書籍をおすすめする」をコンセプトに連載しています。

わたしの自己紹介や、この連載が生まれた経緯は1コマ目『UX・情報設計から学ぶ計画づくりの道しるべ』で書いていますので「どういう人が書いているんだろう?」と気になった方は合わせて読んでみてください。

今日の1冊

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デザインリサーチは創造性を育む「しばりプレー」——書評『デザインリサーチの教科書』

「デザインリサーチ」という言葉を、どれくらい正確にご存知だろうか。

本書『デザインリサーチの教科書』によると、日本だとまだあまり聞き慣れないこの概念は、すでに欧米では一般的な手法となりつつあり、専門職としてのデザインリサーチャーの需要は高まるばかりだという。一方で日本では、まだまだ体系化が進んでおらず個々のデザイン会社、デザイナーが手探りでおこなっている状態と著者は述べている。

実際、UXデザ

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「なめらか」ではなく「ぎこちない」デザインを——書評『クリティカル・デザインとはなにか?』

ここまで「デザイン」という言葉が注目された時代は、ひょっとするとこれまでなかったかもしれない。

書店にいけば、“デザイン関連書籍”以外でも各所で「デザイン」の文字を見つけられる。「デザイン思考」のおかげもあり、一般的なビジネスパーソンも多かれ少なかれ、「デザイン」という言葉を意識するようになった。

だが「クリティカル・デザイン」は、昨今のデザインにおける隆盛とはまったく別のアプローチをとる。そ

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デザイン読書補講 1コマ目『UX・情報設計から学ぶ計画づくりの道しるべ』

こんにちはこんばんは、はじめましておひさしぶりです。吉竹です。

このたびdesigning編集長の小山さんから連載のお声がけを頂き筆を執ることになりました。……と言っても「誰やねんお前」となりそうなので、最初に少しだけ自己紹介をさせてください。

まず何をしている人かと言うと、主にデザインのお仕事をしています。専門領域はデジタルプロダクトのインターフェイスデザインで、たまにロゴデザインや写真撮影

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