「公共の再編」に、デザインが補助線を引く——公共とデザイン 川地真史・富樫重太
ユーザーインタビューを行い、課題を洗い出し。ワークショップ形式でディスカッションを行い、ユーザー体験の価値を高めるソリューションを選定……これは、都心にオフィスを構えるスタートアップのワンシーンではない。行政機関である兵庫県神戸市が行った、生活保護業務のサービスデザインでの一コマである。
神戸市の他にも、クリエイティブ枠での採用を実施している千葉県市川市、そしてChief Design Officer(CDO)を募集しているデジタル庁……自治体や官公庁といった「公共」領域に