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デザインの可能性を探究するメディア『designing』のnoteです。事業に寄与するデザインから、クラフト・クリエイティブ、デザイン思想・倫理、広義にデザインと捉えられる活動ま… もっと読む
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2021年5月の記事一覧

デザインは手段。事業家たるデザイナーの肖像——エムスリーCDO 古結隆介

「事業家」という言葉がある。 「起業家」とならび、ベンチャー・スタートアップでは比較的耳馴染みのある言葉だ。 会社を立ち上げビジョンを描くのが「起業家」とするなら、事業を生み出し成長させるのが「事業家」。両方を兼ねる人も少なくないため一緒くたに語られがちだが、そこには明確な違いが存在する。 他方で、「デザイナー出身の起業家」という言葉は聞かれるが、「デザイナー出身の事業家」について言及されることは多くない。言葉が知られているかの問題もあるが、ロールモデルが多くないことに

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Aesopによる意味のデザインとは?ブランドの表現から探る

飾り気のないパッケージ、陰影の濃い照明、礼儀を重んじる接客——。 Aesopの創り上げたプロダクトや体験に深く魅せられた、デザイナーのParker Simons氏。世界中のシグネチャーストアを巡りながら、彼らがどのように思想やバリューを表現しているのか、どのように新たな意味や価値を創出しているのかを観察していった。 本記事は、その観察結果をまとめたブログ『The Architecture of Meaning: Aesop』を、公式に許可をいただき、翻訳したものだ。ブログ

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デザインすべきは、創造性を引き出す仕組み——WantedlyCDO青山直樹

今の時代のほど、誰もが「デザイナー」を名乗る時代はないだろう。 2016年の『Design In Tech Report』で、ジョン・マエダ氏が「クラシカルデザイン」「デザイン思考」「コンピュテーショナルデザイン」とデザインの領域を分類したように、“デザイナーは絵を描いたりものを作る人”という認識はもはや一昔前のものだろう。 一方で、デザイナーもこうした潮流の中で、自分の領域を拡大していった。事実、デザインエンジニアやデザイン経営などの言葉もここ最近当たり前に聞くようにな

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デザインは事業の道具ではなく、“やさしさ”のまなざし——KESIKI石川俊祐

「デザインとは、人に向き合う“やさしさ”である」 クリエイティブ・コミュニティKESIKIの石川俊祐氏はこう語る。 英国のデザインコンサルで経験を積んだ後、IDEO TokyoのDesign DirectorやBCG Digital VenturesのHead of Designを経て、2019年にKESIKIを創業。国内外双方の最前線から「デザイン」を牽引してきた彼は今、「やさしさがめぐる経済」を目指すという。 この“やさしさ”は、一般的なビジネスシーンで捉えられる「

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