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「カルチャー」こそクリエイティブの次なる主戦場——KESIKI井上裕太
プロジェクトマネージャー・井上裕太。
KESIKIパートナー、Whatever CorpDevディレクター、quantum Executive Fellow、GO FUNDアドバイザー、そしてグッドデザイン賞の賞審査員——肩書きだけを並べると、一体何者か不思議に感じるかも知れない。
2020年までは、TBWA HAKUHODO傘下で立ち上がったスタートアップスタジオquantumを創業から牽引
ニュースレター『in designing』始めます
WIRED日本版で編集長を勤められた若林恵さんは、「メディアの価値は声の大きさではなくて、耳の良さ」とお話しされていました。
メディアの価値って、「声の大きさ」ではなくて、「耳の良さ」に宿るんですよね。『週刊文春』をみんながこぞって読むのは、声がでかいからではなく、そこが、ほかが聞き逃したり、見逃したりしている情報を掴むことができているからですよね。つまりは、アンテナの精度の高さであって、受信装
「なめらか」ではなく「ぎこちない」デザインを——書評『クリティカル・デザインとはなにか?』
ここまで「デザイン」という言葉が注目された時代は、ひょっとするとこれまでなかったかもしれない。
書店にいけば、“デザイン関連書籍”以外でも各所で「デザイン」の文字を見つけられる。「デザイン思考」のおかげもあり、一般的なビジネスパーソンも多かれ少なかれ、「デザイン」という言葉を意識するようになった。
だが「クリティカル・デザイン」は、昨今のデザインにおける隆盛とはまったく別のアプローチをとる。そ
長谷川踏太──「退屈」を嫌う、あるクリエイティブ・ディレクターの半生
「デザイン」の領域が拡張し続ける昨今、デザイナーとして明確なキャリア展望を描くことが、どんどん難しくなっている。それでも、「刺激的な仕事を手がけていきたい」と思うデザイナーは少なくないだろう。エキサイティングな場所に身を置き続けるためには、いかなる思考でキャリアを築いてゆけばいいのだろうか。
この問いについてヒントを得るべく、カジュアルギフトサービスを運営するギフティのCCO(Chief Cre
これでもまだまだ道半ば。約半数が外国籍、メルカリ・エンジニア組織の挑戦——連載「クリエイティブ組織の要諦」第2回
本記事は、Mimicry DesignとDONGURIが運営する、組織イノベーションの知を耕す学びのメディア『CULTIBASE』との共同企画です。本記事は双方の媒体に掲載されています。
昨今、クリエイティブ職の人材を社内で集約し、「デザイン組織」「エンジニア組織」といった、機能別組織を組成する流れが強まっています。ただ、クリエイティブ職は成果を定量的に計りづらく、他職種に比べマネジメントコスト
グッドデザイン賞の歴史から紐解く、60年以上変わらないその本質
日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨活動『グッドデザイン賞』。1957年に前身の『グッドデザイン商品選定制度』がスタートして以来60年以上、時代と共に変わり続けるデザインを捉え、その時々の“グッド”を定義し続けてきた。
その歴史には、60年以上にわたって変化を重ねたデザインの本質、そしてデザインの未来を捉えるヒントがあるのではないか。グッドデザイン賞を運営する日本デザイン振興会の矢島進二氏に、日